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どくいり、きけん短篇集『厭な物語』
良薬とは適量の毒のこと。物語も一緒だが、分量を守ること。 スカッと爽やか、こころ暖まる話は無用。わ... 良薬とは適量の毒のこと。物語も一緒だが、分量を守ること。 スカッと爽やか、こころ暖まる話は無用。わたしくらいヘンクツな読者になると、よりエグい刺激を求め、より激しく元気を奪う作品を探す。かくして、「最悪の読後感」や「最高に胸クソ悪くなる」劇薬小説(もしくはノンフィクション)を読み漁る。 登場人物とシンクロするあまり精神的に追い詰められたり、現実と読書の区別がつかなくなり、思わず後ろを振り向いては喜ぶ。感情を打ちのめし、心をざらつかせ、立っていられなくなる読書だ。血や内臓と共に避けがたい運命の残虐さを見せつけられると、日常のありがたみが湧いてくる。現実逃避で始めたはずが、現実回帰の読書になるパラドクス。 そんなわたしに『厭な物語』は大好物の域に入る。血みどろ臓物スプラッタで生理的にイヤぁな気分にさせてくれたり、何の罪もない人が酷い目に遭う理不尽さで感情を逆なでしてくれたり、読んだことを後悔さ
2013/03/21 リンク