微生物は放射能を低減する（3/4）■農産物への放射能移行抑制

内部被ばくによる健康悪化の不安は依然として消えないが、微生物の豊かな土壌で作られる農産物には放射能吸収が大幅に抑制されることが明確になってきた。 （これは2015年7月8日第4回環境放射能除染研究発表会で公開した一部である） (1) 実証の経緯について 実は、放射能の農産物への移行抑制については、既に多くの実証事実が報告されている。 ① 古くはチェルノブイリ原発事故後（25年前）のベラルーシでのＥＭ実証実験で確かめられていた ② 福島原発事故直後（2011年）のＥＭ栽培農家の農作物が軒並み「検出なし」との報告もある （ 甦れ！食と健康と地球環境 「第57回堆肥等の放射線対策 より 引用） ③ 福島県が「平成23年度・民間等提案型放射性物質除去･低減技術実証試験事業」を実施したが、 この事業に応募したマクタアメニティ(株)の「ＥＭオーガアグリシステム標準堆肥」による