スープ

F爺さん、詳しいご説明、ありがとうございます。 フランスにおいて、スープの地位がそんなに低いものだったとは、驚きです。 確かに私も、例えば食卓にビール、刺身、御飯、味噌汁と並んでいると、刺身→御飯と食べた後に、ビールを取るか味噌汁を取るか迷い、両方は要らないなあと思います。 なるげすさん フランス語には「rallonger la soupe」という言い廻しもあります。「スープをお湯で薄めて分量を増やす」という意味です。他に何も無い時、そうやって分量だけを増やしたスープにパンをたくさん浸して食べればお腹は何とか一杯になるのです。 「乏しきを分かつ」という文脈でも使いますが、不意の訪問者を夕食に引き留める時に「折角だから食べて行きなさいよ。スープを薄めることにするから気にしないでいいよ」と言うこともあります。この場合は、負い目を感じないで済むようにとの心遣いからの言葉ですから、本当にスープを出

[taskapremium]

慣習として、スープは、フランス料理では、普通は夕食にしか「食べ」ません。そして、スープが終わるまでは、飲み物は奨めません。ワインの栓を抜くのは、全員がスープを「食べ」終わって次の食品の皿が並んだ時で>