安心を得るために安全を学ぶ2冊：ゼロリスク幻想編 - 趣味：科学

前回に引き続き、正しく食の安全について勉強し、本当に安心できるようになる手助けとなるであろうお勧めの本を紹介したいと思います。 ***** 松永さんの本が非研究者が多くのデータ分析から食の安全や都市伝説を検証する本なら、今回紹介する本は研究者が個別の事例について、どの様に食の安全を守っているかを解説する本です。 ・農薬や添加物の使用量がどの様に決められているのか ・安全性の試験はどの様に行われているのか ・基準値違反とはどういう事なのか ・諸外国と日本の制度や対応の違い、日本の対応は果たして正しいと言えるのか と言った所を本の中心にもってきています。 この本は次のような人にお勧めです。 ・農薬の問題を心配してる人 ・食品添加物を毛嫌いしてる人 ・発ガン性という言葉におびえている人 ・食の安全とはどういうものだろうと考え始めた人 ・国なんて信用できない、自分の身は自分で守らないと！って思って

[You-me]

「国の情報発信が広く行き渡ってない事は批判される事かもしれませんが、それは僕の様な一般人が間違った印象を正しい物として思いこむ事を正当化するものではありません。」

[kairusyu]

ポイントはリスク、そしてそれとつながる安全性の定量かな。私は普通の人はこのあたりの定量概念が無いのではないかと考えているので啓蒙が必要かなと。