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坂のある非風景 消える媒介者まみ
◇『世界音痴』穂村弘 小学館 ■まったく虚を突かれてしまった。「手紙魔まみ」と再会したのは、穂村弘の... ◇『世界音痴』穂村弘 小学館 ■まったく虚を突かれてしまった。「手紙魔まみ」と再会したのは、穂村弘の著作の中だった。もうずいぶん前、「手紙魔まみ」と名のる女性から突然のメールをもらった。一行しかなかったが一行で充分、その内容は衝撃的だった。完全に消してしまったメールなのに、その印象だけは残った。わからなさのショックだった。穂村にありえない運命的な出会い(※)があるように、ここには一種の「運命的なすれ違い」があった。 ■穂村弘の話題になったエッセイ集『世界音痴』には、その手紙魔まみとの衝撃的な出会いがあった。突然手紙が来る。その内容は一行で、やっぱり、破滅的でキュートな女性という印象を与えた。それから文通が始まり、その文通から生まれた短歌を集めて『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』という歌集が出版された。いい歌が並んでいる。彼女の言葉は、まったく規範を外れていて、意味からも音からも自由に