エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
坂のある非風景 夜空のように届いてしまう永遠
――ねえ、ここには生まれる自由があったのよ あなたの声が触れてくる いまでも 無数の線で結ばれるより... ――ねえ、ここには生まれる自由があったのよ あなたの声が触れてくる いまでも 無数の線で結ばれるよりも ただ一本でつながれていたいと願うのだろうか 雨が かなしみを流さなくなってから あなたは どのような夜をつくるのか 夜は そのような思いで湖を 満たすことをやめない もうあなたを奪ったりしない 言葉は もう言葉は 必然をさぐったりしない もう 言葉はもう かなしみをあらわしたりしない そう触れれば 触れるほど言葉は かなしい そう いいあらわしたときにだけあらわれるささやかな喪失で あなたは あなたの夜をつくる 詩を置いておく。それが手紙になればいいし宛先があってもいいだろう。宛先にはまだあなたがいてもいいし、もういないあなたがいてもいい。 夜空のように届いてしまう永遠があってもいいし、夜がつくられる前に喪失を思い出すための夜空があったとしてもいい。とにかく、置いておくことによって置かれ