全自動化された「ひとりぼっちの宇宙戦争」 - 人と組織と、fukui's blog

2009年12月07日 11:45 カテゴリ雑文 全自動化された「ひとりぼっちの宇宙戦争」 Posted by fukuidayo No Comments No Trackbacks Tweet 故藤子・F・不二雄氏のSF短編集に「ひとりぼっちの宇宙戦争」という作品がある。小学生の頃に、僕はこの作品をどきどきしながら読んだ。何度も読んで、何度も感動した。 高度に文明の進んだ宇宙人が地球を訪れる。宇宙人はその星を侵略する前に、「代理戦争」という形で一度だけ侵略を回避するチャンスを与えていた。 誰も知らないうちに住人のひとりがランダムに選ばれ、知能・体力が等しいコピーロボットと「時を止めた地球上で一晩だけ」戦わせる。住人が勝てば何事も無かったように立ち去り、コピーロボが勝てば、侵略する。選ばれたのは、運動が得意なワケではない、特別勉強ができるわけでもない、友達と笑い、恋をする、どこにでもいるご