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シニカルで怖い異色の絵本。エドワード・ゴーリー『敬虔な幼子』『蟲の神』『題のない本』 - mg-ミリグラム-の本棚
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シニカルで怖い異色の絵本。エドワード・ゴーリー『敬虔な幼子』『蟲の神』『題のない本』 - mg-ミリグラム-の本棚
皆さま、こんにちは。小暮です。 今日から4日間は絵本特集になります。 初日はエドワード・ゴーリー著『... 皆さま、こんにちは。小暮です。 今日から4日間は絵本特集になります。 初日はエドワード・ゴーリー著『敬虔な幼子』『蟲の神』『題のない本』です。 『敬虔な幼子』 ゴーリーらしく無茶苦茶です。 『不幸な子供』はゴーリー自身が「やりすぎ」と語っているように、 ちょっと笑えないんですよね。 でもこちらはだいぶ笑ってしまいました。 信心深いヘンリー・クランプ坊やは僅か3歳で罪の心と神の慈悲を知り、 神への奉仕に努めます。 日曜日にスケートをしていた男の子たちに 『なんと浅ましい!』『安息日を無為に過ごすとは』と注意し、 書物に『軽々しく』書かれた神の名を『念入りに黒く塗り潰』す熱心さ。 ヘンリー・クランプ坊やがやりすぎですが、 ゴーリー自身は良いバランスをこの作品に与えています。 ヴィクトリア朝の子供を美化・神聖化した物語のパロディだといわれていますが、 現代のアレコレも、後世にはどう語られるのか…