朝日新聞グローブ (GLOBE)｜The Author―著者の窓辺 - [第22回] サッカーはもうからない。でも人々を幸せにする 『「ジャパン」はなぜ負けるのか 経済学が解明するサッカーの不条理』

[第22回] サッカーはもうからない。でも人々を幸せにする 『「ジャパン」はなぜ負けるのか 経済学が解明するサッカーの不条理』 Why Japan Lose サイモン・クーパー Simon Kuper スポーツジャーナリスト ステファン・シマンスキー Stefan Szymanski スポーツ経済学者 サッカー代表チームの強さは、人口、1人当たりの国民所得、そして国際試合の経験と大きな相関関係がある――。約190カ国の数値を集め、そう分析した2人の共著は、まずサッカーの母国・英国で出版され、今や10カ国以上で翻訳されている。ワールドカップ（W杯）南アフリカ大会が終わった約1カ月半後の9月、ロンドン市内のサッカーカフェで話を聞いた。 ──南アW杯の結果は分析通りでしたか。 クーパー 開会前から、ベストチームは（初優勝した）スペインだと言っていた。過去10年間の国際試合の勝率が7割と高く、論理

[Oezy]

サッカーの経済学が日本でも盛んになればいいのにな。