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参入障壁とは・意味|MBAのグロービス経営大学院
参入障壁とは、ある業界に新規参入しようとする会社にとって、参入を妨げる障害のこと。 具体的な参入阻... 参入障壁とは、ある業界に新規参入しようとする会社にとって、参入を妨げる障害のこと。 具体的な参入阻止要因としては、①既存企業が備える優位性(規模の経済性、ブランド力、技術力、スイッチング・コストの高さなど)②法規制などが挙げられる。 一方、既存企業にとっては参入障壁の高さが、新規参入の脅威を測る指標となる。新規の参入があれば一般的に市場の競争度合いが増し、業界の収益性が低下するため、既存企業には意識的に参入障壁を築こうとするインセンティブが働くためである。 「競争の戦略」の著者であるマイケル・ポーター(Porter,M.E.)は、参入障壁の規模を測る具体的な指標として以下の8つを示している。 ・規模の経済性が働くか ・製品の差別化が存在するか ・巨額の投資が必要か ・仕入れ先を変更するコストは大きいか? ・流通チャネルの確保は難しいか? ・規模の経済性以外のコスト面での不利な点が存在するか