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海外で働くということ
他の国で働こうと他の県に就職しようとそれは大した違いではない。 その昔、私たちの親の世代が海外で仕... 他の国で働こうと他の県に就職しようとそれは大した違いではない。 その昔、私たちの親の世代が海外で仕事を見つけるのはとても大変なことだった。外国の新聞を買ってきて求人広告を切り抜き、履歴書を封筒に入れてエアメール。国際電話で面接ということになっても電話代が高かった。航空券はもっと高かった。 今はどうか。世界の求人情報がネットでいくらでも手に入るし、履歴書を送るのも一瞬だ。スカイプもある。十数万円と少しの時間でニューヨークに行ける。 言葉を別にすれば東京の人が沖縄の仕事を探すのもニューヨークの仕事を探すのも同じことだ。 これだけ世界が小さくなった今、海外で働くということを特別扱いすることはまったくない。大切なのは自分がどういう人生をどのような環境で送りたいかであって、それは日本か海外かというような単純な二択ではない。世界には二百の国があり無数の都市がある。そして住む場所と働く場所は都市の数だけ
2009/06/01 リンク