ポト派元最高幹部の4人起訴＝大量虐殺でカンボジア特別法廷 （時事通信） - Yahoo!ニュース

【バンコク時事】カンボジアのポル・ポト政権下であった大量虐殺を裁く特別法廷は16日、ポト派ナンバー2のヌオン・チア元人民代表議会議長（84）ら元最高幹部4人を人道に対する罪や大量虐殺罪で起訴した。同法廷で大量虐殺罪での起訴は初めて。ポト派がカンボジア全土で行った虐殺行為の真相解明がようやく本格化する見通しとなった。 起訴されたのはほかにイエン・サリ元副首相（84）、イエン・チリト元社会問題相、キュー・サムファン元国家幹部会議長（79）。トゥールスレン政治犯収容所の元所長カン・ケ・イウ被告（67）は一審で有罪判決を受け控訴している。 元所長は収容所内の行為で罪を問われたが、ヌオン・チア元議長ら4人は全土での虐殺などが対象とされている。公判開始は来年前半になる見通しだが、4人は容疑を否認しており、審理が長引く可能性がある。 【関連記事】 人権問題会見、政府圧力で中止=活動家の入国拒否

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ポト派元最高幹部の4人起訴＝大量虐殺でカンボジア特別法廷