リンゴのようなナス、「サラダ紫」収穫最盛期/南足柄 （カナロコ） - Yahoo!ニュース

ナスなのに、まるでリンゴ？―。神奈川の独自ブランドとして開発されたナス「サラダ紫」が収穫の最盛期を迎えている。株式会社「なんかいファーム」（南足柄市）の畑では、巾着形のつややかなナスがあちこちに実っている。 「すごくみずみずしいんですよ」。社長の清水洋さん（54）が、ナスを割って握ってみせると、水を含んだスポンジのように水分が噴き出し、ぼたぼたと滴り落ちた。 県農業技術センターとサカタのタネが共同開発し、２００９年に品種登録。当時品種改良に携わった同センターの北宜裕さん（45）によると、普通のナスよりも３割ほど水分が多く、ずしりと重い。生でおいしく食べられるといい、「リンゴのような甘み」だ。 県内の農業振興のため、現在は県内優先で苗が販売されている。農家からの人気が高く「注文数よりも用意できる苗が少ない」。作付けは、県内全域で20万平方メートルほどで、流通はまだ少ないという。 「暑

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リンゴのようなナス、「サラダ紫」収穫最盛期/南足柄