【コラム】課題残る日本製リージョナルジェット （ウォール・ストリート・ジャーナル） - Yahoo!ニュース

日本産の新型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット（ＭＲＪ）」開発プロジェクトは、依然軌道に乗れず苦戦している。日本で約半世紀ぶりに開発される旅客機として3年前に発表されたＭＲＪだが、新技術や機体の将来的な再販価格、製造元である三菱重工業の採算性に至るまでさまざまな問題に直面している。 ＭＲＪは、ギヤードターボファンエンジン（ＧＴＦ）に新型の機体と翼を組み合わせることで従来のリージョナルジェット（地域間輸送機）よりも20％以上も燃費を低減する、少なくとも理論上は技術的躍進を約束する製品だ。 だが、まず1つ目の問題として、一から設計される大半の新しいジェット機と異なり、三菱重工の子会社、三菱航空機が製造しているＭＲＪは、座席数70~90席の新種の機体に加え、エンジンも新種のものが採用されていることがある。これは初期トラブル発生の可能性を考えた場合、ジェット機の買い手にとっては運航・財政

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【コラム】課題残る日本製リージョナルジェット