お歳暮注文、暴力団断って 東北６県警が警戒、百貨店に要請 （河北新報） - Yahoo!ニュース

年末商戦が本格化する時期を迎え、東北の６県警は、暴力団が贈答品を利用して勢力を誇示しないよう警戒を強めている。各県では暴力団排除条例が施行されており、６県警は管内の百貨店に「条例の趣旨を踏まえ、暴力団からの注文は断ってほしい」と呼び掛けている。 宮城県警によると、暴力団は上部団体に当たる指定暴力団の名称を記載して、お歳暮を贈り、勢力を誇示することがある。捜査関係者は「組関係者は上下関係や体面をことさら重視しがちで、百貨店の贈答品を利用することが考えられる」と指摘する。 東北では８月までに、全県で暴力団排除条例が施行された。６県警は条例施行後、最初の年末商戦を迎えたことから、暴力団排除への協力を百貨店に要請することにした。 藤崎（仙台市）は「地域の百貨店として要請の趣旨を踏まえ協力したい。県警と連携し、しっかりとした対応を取る」と話している。

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お歳暮注文、暴力団断って　東北６県警が警戒、百貨店に要請