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復興の願い、絵筆に託す=いわきの画家、震災後初の個展―福島 (時事通信) - Yahoo!ニュース
「心の復興は文化の力で」。東日本大震災で被災した福島県いわき市の画家、峰丘さん(63)が震災後初め... 「心の復興は文化の力で」。東日本大震災で被災した福島県いわき市の画家、峰丘さん(63)が震災後初めて同市平堂根町「ギャラリー界隈」で個展を開いている。テーマは「鎮魂と再生」。峰さんは「自分の絵でみんなを元気づけられれば」と話す。 3月11日、峰さんはいわき市の自宅で大きな揺れに襲われた。家は全壊し、今は市内のアトリエで家族と暮らしている。 震災では、いとこ夫婦が津波の犠牲になり、多くの友人を失った。峰さんは心労からか低体温症になり、体重が6キロ減った。 喪失感から創作意欲を失いかけた時、峰さんの絵を津波で流された友人に制作を頼まれた。「お前の絵から、もう一度力をもらいたい」。自分の使命を見いだし、再び絵筆を執った。 峰さんの作品は、絵に金箔(きんぱく)を貼り付けて磨く技法が特徴。夜の太平洋を背景にした「海よ」などの作品には鎮魂の思いを、砂漠でたくましく育つサボテンをモチーフにした絵
2011/12/03 リンク