原発斜面の安全性検証＝振動加え、崩落実験―兵庫 （時事通信） - Yahoo!ニュース

原子力安全基盤機構（JNES）と防災科学技術研究所の兵庫耐震工学研究センター（兵庫県三木市）は6日、全国の原発周辺にある斜面の地層が大地震の強い揺れで崩落する場合を想定した実験を行った。JNESはデータを解析し、安全基準の作成を進める。 実験は同センターの大型振動施設「E―ディフェンス」で行った。巨大な振動台の上に、崩れやすい地層が積み上がった「一層斜面」と、岩盤と表層の間に崩れやすい地層が挟まった「三層斜面」の2種類の模型（高さ各3．8メートル）を設置。水平、垂直方向の振動を組み合わせ、新潟県中越沖地震で観測された不規則な揺れを再現した。 徐々に揺れを強くし、震度6強から7に相当する強さに達すると、まず一層斜面の上側面から崩れだし、さらに水平方向へ振動を与え続けると三層斜面が一気に崩れ落ちた。 【関連記事】 【特集】ソーラーパワー〜節電時代の救世主〜 【ルポ】重大事故から25

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原発斜面の安全性検証＝振動加え、崩落実験―兵庫