３市立病院が災害協定 東北初、人的支援盛り込む （河北新報） - Yahoo!ニュース

仙台市立病院と市立秋田総合病院、山形市立病院済生館の公立３病院は１９日、大規模災害で病院が被災した際に人的、物的援助を迅速に行うための災害時相互支援協定を締結した。人的支援を盛り込んだ自治体病院間の協定締結は東北初。東日本大震災の経験を踏まえ、仙台市立病院が２病院に呼び掛けて実現した。 仙台市立病院（若林区）であった調印式で、同病院の亀山元信院長は「震災で各地の災害派遣医療チーム（ＤＭＡＴ）に助けられたが、近県の病院間で自動的に応援できる仕組みも必要と痛感した」と締結理由を語った。 秋田の小松真史院長は「非被災地からも時機を逸することなく必要な援助ができる」、山形の平川秀紀館長も「県や日本赤十字社を通さずに直接支援できれば効率的だ」と協定の意義を述べた。 ３病院はいずれも県庁所在地に立地し、規模が４５８〜５８５床、常勤医師５３〜８９人とほぼ同程度。各病院間に一定の距離があり、大災害で

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３市立病院が災害協定　東北初、人的支援盛り込む