2事件で被告に無期懲役＝殺人3件区分審理、裁判員裁判―仙台地裁 （時事通信） - Yahoo!ニュース

1999年から2004年にかけ、3件の殺人に関わったとして、強盗殺人などの罪に問われた元会社役員菅田伸也被告（33）の裁判員裁判の判決で、仙台地裁（鈴木信行裁判長）は20日、無罪となった1件目を除く2事件について、求刑通り無期懲役を言い渡した。 菅田被告は暴力団組員殺人（99年）と風俗店経営者強盗殺人（04年）、自衛官殺人（00年）の3事件で起訴された。 裁判員の負担軽減のため、事件ごとに別々の裁判員が担当する区分審理が採用され、無罪か有罪かだけを決める部分判決で1件目は無罪、2件目はほう助を適用し有罪とされた。3件目は起訴内容を認めており、全体の量刑は3件目の裁判員が判断した。 検察側は3事件全体の論告で、「犯罪傾向が根深く、反省もない」と批判。弁護側は反省を深めているとして有期刑を求めていた。 【関連記事】 〔特集〕裁判員制度 スタート1年 【特集】世界の小銃・機関銃〜カ

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2事件で被告に無期懲役＝殺人3件区分審理、裁判員裁判―仙台地裁