＜東日本大震災＞ルース駐日米大使が福島を初訪問 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

ジョン・ルース駐日米大使が１６日、東日本大震災後初めて福島県を訪れ、福島第１原発事故で全町避難中の大熊町民約５６０人が暮らすいわき市の仮設住宅などを視察した。予定の１５分を１時間以上に延長し、住民６人から震災後の体験談を詳細に聞いた。 終了後、ルース大使は「力強く、困難にくじけず、穏やかで決意に満ちた人々に敬意の念を禁じ得ない。今も危機が去っていないことを決して忘れない」と述べ、米政府として可能な限り支援を続ける考えを示した。 懇談に参加した佐藤忠弘さん（８３）は「苦しい状況が政府に伝わらないと訴えたら、全世界に向かって話すと言ってくれた」と感激した様子だった。 これに先立って視察した福島第１原発について、ルース大使は「冷温停止状態にこぎつけるために尽力した全ての人に感謝したい」と職員らをねぎらった。【乾達】 【関連記事】 東日本大震災：福島・二本松、新築マンションから高線量 浪

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＜東日本大震災＞ルース駐日米大使が福島を初訪問