映画：菊池事件モデル「新・あつい壁」 「差別の重さ」訴え 恵楓園で上映会 ／熊本 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

ハンセン病患者への差別と偏見を描いた映画「新・あつい壁」の上映会が５日、合志市の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」であった。上映後に講演した地元出身の中山節夫監督（７４）は「患者だけではなく家族や親戚も差別されるところにハンセン病の本当の重さがある」と訴えた。 映画は、ハンセン病患者として恵楓園への入所勧告を受けた男性（当時４０歳）が１９６２年、無実を訴えながら殺人罪などで死刑になった「菊池事件」がモデルで、事件を偶然知ったルポライターが取材を進めていくストーリー。上映会は、事件を広く知ってもらおうと、ハンセン病問題に取り組む弁護士らでつくる実行委が企画した。 中山監督は、当時男性を犯人と決めつけた報道が続いたことや、関係者への取材を通じて知った強引な捜査、裁判手法を批判。「背景には、らい予防法があり、差別の重さが人を死に追いやってしまった」と結んだ。 菊池事件は、厚生労働省の第三者

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映画：菊池事件モデル「新・あつい壁」　「差別の重さ」訴え　恵楓園で上映会　／熊本