円売りに過熱感も＝80円前後で推移か―外為市場 （時事通信） - Yahoo!ニュース

週明けの東京外国為替市場で円相場は、1ドル＝81円台を付けた。2月初旬の76円近辺に比べると約5円の下落。速い値動きに市場関係者の間では「現在の円売りは過熱気味になっている」（外資系証券）との見方が広がってきた。これまでの円安を修正する動きが出て、しばらくは80円前後で様子見姿勢になるとみる市場関係者は多い。 為替相場の方向性を決める主な要因として、日米金利差がある。今月半ばの日銀の追加金融緩和によって日本の2年物国債利回りが低下する一方、米国債2年物利回りは堅調な景気指標を受けて上昇し、両国間の金利差は拡大傾向にある。これを格好の手掛かりに投機筋などが円売りを積極化させた格好だ。 【関連記事】 【特集】欧州債務危機〜もがくユーロ圏、出口見えず〜 〔マーケット情報〕株と為替の最新市況 円相場、81円09〜12銭=27日午後5時現在 13円安の9633円93銭=27日の平均株価

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円売りに過熱感も＝80円前後で推移か―外為市場