五輪不出場の「寝技師」加藤、選抜体重別もＶ （読売新聞） - Yahoo!ニュース

柔道の重量級以外の選手で４０年ぶりに体重無差別の全日本選手権覇者となった加藤博剛(ひろたか)（千葉県警）が、もう一つのタイトルを手にした。 １３日の全日本選抜体重別選手権男子９０キロ級で、五輪代表候補の３人全員を撃破して初優勝。世界ランク外で五輪出場はできなかったが、全日本王者の名に恥じない戦いを見せた。 選抜体重別では、１回戦で北京五輪８１キロ級代表の小野卓志（了徳寺学園職）、準決勝では世界選手権２年連続２位の西山大希（筑波大）に一本勝ち。決勝はロンドン代表に決まった西山将士（新日鉄）から、技ありを奪って快勝した。国士大で同級生だった西山将にも厳しい勝負を挑んだ２６歳は、「相手のことは一切考えず、目標の大会を勝つだけだった」と振り返った。 沖縄県石垣市出身で、１０歳で柔道を始めた。後ろけさ固めなど変則的な抑え込みが得意な「寝技のスペシャリスト」として活躍し、８１キロ級では代表候補に

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五輪不出場の「寝技師」加藤、選抜体重別もＶ