円・人民元直接取引開始から１週間 無難な門出 拡大に課題も （フジサンケイ ビジネスアイ） - Yahoo!ニュース

日本の円と中国の人民元を直接交換する為替取引が東京、上海の両外国為替市場で始まってから８日で１週間。東京市場の取引額は増加を続け、現在は１日の取引額が１０億元（約１２０億円）程度で推移するなど無難な立ち上がりをみせている。とはいえ取引額は米ドルと元を交換する香港市場の１割程度の規模にすぎない。規模拡大に向けて参加金融機関の増加や利便性向上が大きな課題となっている。 直接取引が始まった１日は市場活性化のため、三菱東京ＵＦＪ銀行など３メガバンクが積極的に売買したこともあり、東京市場の取引金額は８億元程度に達した。その後もメガバンクによる活発な売買を背景に、「わずかながらも取引額の増加が続いている」（三菱東京ＵＦＪ銀行金融市場部為替グループの星野昭次長）。 東京市場での直接取引による円と元の為替レートは、１元＝１２円２４銭〜１２円５３銭で推移。８日の終値は１２円４２銭だった。 取引額は増加

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円・人民元直接取引開始から１週間 無難な門出 拡大に課題も