Yahoo!ニュース - 「東電・中部電提携」エネ再編ビッグカップルの微妙な温度差“同床異夢” （産経新聞）

東京電力は、経営再建の柱とする火力発電分野の包括提携のパートナーに“大本命”だった中部電力を選んだ。エネルギー業界の再編を狙う政府の思惑通りの「ビッグカップル」の誕生だが、両社の間には微妙な温度差がある。実質国有化された東電との提携で、政府が経営に介入してくる事態に中部電は神経を尖らせる。逆に東電には、平成２８年からの電力小売り全面自由化後の首都圏市場への本格進出を中部電に許すことになる。巨大電力連合は、再編の起爆剤になりえるのか。温度差を乗り越えた両社の覚悟が行く末を決めそうだ。 ■“婚約会見”がピリピリムード 「（燃料コスト削減で）少しでも安い電気を届ける。この提携の成果にしたい」 両社が提携の基本合意を発表した１０月７日。東電の広瀬直己社長が会見で提携に寄せる強い期待を述べた。これに対し、中部電の水野明久社長は新会社について「独立した文化で運営したい」と、福島第１原発事故の影響

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【産経新聞】「東電・中部電提携」エネ再編ビッグカップルの微妙な温度差“同床異夢”（産経新聞）