Yahoo!ニュース - 補正予算3兆円を決定＝消費喚起と地方活性に重点 （時事通信）

政府は9日の臨時閣議で、総額3兆1180億円の2014年度補正予算案を決定した。消費喚起や地域活性化に重点を置く国費規模3兆5289億円（特別会計分を含む）の経済対策を財政面で裏付ける。補正後の14年度一般会計の予算総額は、年度ベースでは過去4番目に大きい99兆0003億円に膨らむ。補正予算案を26日召集の通常国会に提出し、早期成立を目指す。 補正の財源には、所得税や法人税が伸びたことによる14年度税収の上振れ分1兆7250億円のほか、13年度一般会計剰余金から1兆0622億円、復興財源剰余金から9731億円などを計上する。一方、新規国債は当初予算で予定した発行額41兆2500億円を7571億円減額する。補正で国債発行額を減額するのは8年ぶり。 記者会見した麻生太郎財務相は「脆弱（ぜいじゃく）な部分に的を絞り、スピード感をもってやる。経済再生と財政再建の両立の観点で、それなりのものがで