本県へスキー修学旅行が倍増 九州から25校、誘致に手応え （福島民友新聞） - Yahoo!ニュース

東京電力福島第1原発事故の影響で一時はなくなった九州から県内へのスキー修学旅行が、本年度は昨年度の2倍超となる25校に増加した。スキー修学旅行シーズンも終盤を迎えた17日、猪苗代町の箕輪スキー場では宮崎県小林市の小林西高の2年生66人がスキーに挑戦した。 県観光物産交流協会によると、2010（平成22）年度は九州の37校がスキー修学旅行で県内を訪れた。しかし、11年度は原発事故の影響で約50校の予約が全てキャンセル。官民一体となった誘致活動の効果が表れ、昨年度は12校が訪れた。 小林西高は同町の観光関係者の誘致活動をきっかけに、初めて本県を修学旅行先に選んだ。同校の佐々木鈴花さん（17）は「福島はニュースで流れているイメージより安全で楽しい。家族と一緒にまた来てみたい」と感想を語った。 同校をはじめ、九州から訪れる学校の多くは震災講話や被災地視察などを行程に入れ、貴重な体験をしている

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