＜キューバ＞ＣＴＢＴ批准を検討 米と国交回復、関係改善 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

【ウィーン三木幸治】１９６２年に旧ソ連による核ミサイル基地が建設され、米ソによる核戦争寸前となる「キューバ危機」の舞台となったキューバが、核実験全面禁止条約（ＣＴＢＴ）の批准について本格的な検討を始めたことが分かった。 同条約機関（ＣＴＢＴＯ）のトップ、ラッシーナ・ゼルボ準備委員会事務局長が毎日新聞に明らかにした。キューバは昨年、米国と５４年ぶりに国交を回復しており、敵対関係が改善したことなどが影響しているとみられる。 キューバは９月に５回目の核実験を強行した北朝鮮と関係が深く、ＣＴＢＴ批准が実現すれば、国際社会による核兵器不拡散の取り組みが前進する。 ゼルボ氏などによると、キューバは１１月、ＣＴＢＴＯトップとしてゼルボ氏を初めて同国に公式招待した。ゼルボ氏はペレス科学技術相、モレノ副外相と相次いで会談。ＣＴＢＴＯが持つ核実験の観測技術が、津波の警報や放射性物質の探知などキューバの国

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