ナルセンと伊勢島ホテルの不思議：半沢直樹: 天使と悪魔のビジネス雑記帳

ＴＢＳドラマ「半沢直樹」。 視聴率は連続で30％を超え、絶好調が続いている。 最終回は40％超えも噂されている。 現在、ストーリーは、伊勢島ホテルの経営再建問題に移っている。 伊勢島ホテルは、経営悪化に歯止めがかからず、いまや破綻懸念先。 そこに、120億円もの損失の可能性が浮上して、実質破綻先に転落する危機に瀕している。 伊勢島ホテルが実質破綻先に分類されると、銀行としては、1500億円もの引当金の積み増しを要求される。 すると、銀行は窮地に陥り、頭取の首が飛ぶ。 緊迫したクライマックスを迎えつつある。 ところで、この緊迫した状況を作り出している理由がよく分からない。 伊勢島ホテルが直面している危機は、120億円の損失。 どうしてこれほどの損失になったのか。 株式投資の失敗で大穴を空けたらしい。 それは、会長が所有する美術品の売却で乗り切る。 ところが、それとは別にナルセンの問題が浮かび