not Haruki - 可能性の時代

戦後５０年の時代というのは、経済面で見ると正直アメリカの一人勝ちでした。その根底にある理由は、単にアメリカが大戦を無傷で生き延びた唯一の「先進国」だったからです。しかし、各国が戦後の傷というハンデから立ち直りつつある中で、当のアメリカはゆるやかに自滅への道を進みつつあります。途中で立ち直る可能性もありますが、現時点では他国との差は縮む一方です。 差が縮んでいるのは単に経済面ではありません。この先、より浮き彫りにされるであろう問題は「国の魅力」という点です。 戦後の時代とそれに連なる時代では、アメリカは先に述べた経済的な繁栄と、比較的自由な風土から、世界中の人達に「魅力的な国である」という印象を与えていました。「あそこに行けばなんとかなる」と人々に思わせる何かがあったのではないでしょうか。ある時代では、移民と言ったらアメリカ以外に考えられなかった時もあったのでではないでしょうか。 しかし今現

[elm200]

日系米国人である村上さんのこのポストを複雑な気持ちで読んだ。就労ビザの問題がなければ、私はずっと前にシリコンバレーで働いていただろう。米国は自国を優秀な移民候補にアピールすべくさらに努力すべきかも。