大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害額に関する試算

このドキュメントは科学技術庁が日本原子力産業会議に委託した調査の報告書です。1960年にまとめられたようです。 一般に入手可能な複数の文献で紹介されているにも関わらず、長い間、この文書の附録の存在は謎でした。科学技術庁に問い合わせても、この調査の存在そのものを否定された方もいらつしゃるようです。しかし、1999年、ついに科学技術庁はこの文書の存在を認め、一般に公開しましたので、早速入手しました。当時の科学者の非常なる力作ですので、お蔵入りさせては申し訳無いので、今後利用しやすいよう HTML 形式に直しました。 オリジナルは和文タイプのようでして、ページ番号が振つてありますが、HTML の特性上、ページは不用と判断し、章毎、乃至は区切りの良い場所でファイルを分けてあります。この変更に伴い、一部脚注等、体裁の変更を行つています。誤字と思われるものは原文のまま残してあります。 この文章を引用等

[Midas]

「正確な評価は難しくこれを論じるのはサイエンス・フィクションと同じである」ダメ広告代理店の企画書を読んでるような。とても人の命がかかってるとは思えない杜撰さ。しかしこれが『明るい未来』だった

[mkusunok]

試算できてて結論ありきのところとか、太平洋戦争から何ら進歩がないね

[takehiko-i-hayashi]

1960年という時代を考えれば非常なる力作かと。再三かつ執拗な不確実性への言及は「杜撰」というより「正直」だなあと思う。むしろ「正直に書いたら杜撰と言われた」→「正直に言うのはやめよう」の流れかも

[mojimoji]

これはなかなか。