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明神を南アフリカに: 武藤文雄のサッカー講釈
天皇杯。ガンバの準決勝、決勝を続けて生観戦できた事で、美しい攻撃サッカーをたっぷりと愉しむ事がで... 天皇杯。ガンバの準決勝、決勝を続けて生観戦できた事で、美しい攻撃サッカーをたっぷりと愉しむ事ができた。しかも幸運にも、準決勝では敵として対戦できたので、その美しさを「恐怖感」と共に(「絶望感」もあったけれど)堪能できたのは幸せだった。 ガンバは天皇杯を連覇した訳だが、その2つの優勝の様相は全く違うものだった。昨期は拡大トヨタカップ直後で多くの選手が負傷で離脱しており(拡大トヨタカップ時点で、既に負傷者が多数いたのだな)、チーム全体がズタズタボロボロ状態。そのような最悪のチーム状態で、遠藤と明神の超人的プレイを軸に勝ち切った準決勝、決勝は感動的ですらあった。一方、今期の準決勝、決勝の勝ち方は、正に王者のそれ。正直言って悔しいけれど、ベガルタの戦闘能力はガンバと大きな差があったし、決勝はピクシーの無謀な策があった。けれども、そのような運不運は抜きにして、あのガンバの美しい攻撃を何と言ってよいの
2010/01/17 リンク