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史上もっとも魅力的な犯罪者『ハンニバル』トマス・ハリス
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史上もっとも魅力的な犯罪者『ハンニバル』トマス・ハリス
そのシーンを思い出すと、今でも身の毛がよだつほどの悪寒を覚える。椅子に座った男。彼の頭は額の辺り... そのシーンを思い出すと、今でも身の毛がよだつほどの悪寒を覚える。椅子に座った男。彼の頭は額の辺りから切られ、脳が露出していた。フライパンの上で踊る脳が、なぜだかとてもおいしそうに見える。 『ハンニバル』という映画を見たのは二度目だった。タイトルを知ったのはその時である。それまでは、クライマックスの衝撃的なシーンだけが、強烈に印象に残っていただけだった。 ハンニバル・レクター。その作品の主人公であり、犯罪者である。一見すれば、上品な老人にしか見えない。会話は知性に溢れ、教養にも優れている。だが、その実態は、人肉食を楽しむ異常な殺人鬼なのだという。 美しく、上品で、けれど、グロテスクで、恐ろしい。そんな相反する要素が、その作品には詰まっていた。その中心に、レクター博士の悪名は燦然と輝いている。 私は彼の強烈なキャラクター性に強く惹かれてしまった。平然と罪を犯し、言葉巧みに人を煙に巻き、あまつさ