エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
王政復古の混乱を経て/氏名の誕生(尾崎秀和) - 見もの・読みもの日記
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
王政復古の混乱を経て/氏名の誕生(尾崎秀和) - 見もの・読みもの日記
〇尾崎秀和『氏名の誕生:江戸時代の名前はなぜ消えたのか』(ちくま新書) 筑摩書房 2021.6 SNSで評... 〇尾崎秀和『氏名の誕生:江戸時代の名前はなぜ消えたのか』(ちくま新書) 筑摩書房 2021.6 SNSで評判を見て読んでみた。評判どおり面白い上に分かりやすくて、いろいろなことが腑に落ちた。われわれ現代日本人は、人名とは「氏」と「名」で構成されるものだと思っている。実はこの「常識」は、約150年前、明治新政府によって創られた。本書は、江戸時代(18世紀後半以降)から明治初期にかけての人名(男性名)の変化を詳述する。 江戸時代の下の「名前」は、(1)正式な官名 (2)擬似官名 (3)一般通称に分類できる。(3)一般通称は何種類かのお決まりの”お尻”を持つ。〇衛門、〇兵衛、〇蔵などだ。社会的な慣習として、幼名には幼名らしい、隠居には隠居らしい名前が用いられた。(1)正式な官名(武家官位)は、武家では大名と一部の旗本にのみ許されていた。これは本人が選択して申請し、将軍の許可を得て名乗った(幕府は