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『妖怪・憑依・擬人化の文化史』 伊藤慎吾[編] 笠間書院 - 遊心逍遙記
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『妖怪・憑依・擬人化の文化史』 伊藤慎吾[編] 笠間書院 - 遊心逍遙記
読書三昧は楽しいひととき。遊心と知的好奇心で本とネットを逍遥した読後印象記です。一書がさらに関心... 読書三昧は楽しいひととき。遊心と知的好奇心で本とネットを逍遥した読後印象記です。一書がさらに関心の波紋を広げていきます。 「妖怪」「憑依」「擬人化」というキーワードを並列するタイトルに関心を持ち、読んでみた。最近の関心事項の一つ「妖怪」というキーワードからの触発である。 本書の編者が「異類の出現するとき-本書の手引き」と題して冒頭に一文を書いている。その一文の最初に、明治時代に劇作家として名を馳せた小山内薫が少年時代に、芭蕉の名句「古池や蛙とびこむ水の音」とかけて「台所道具一つ」と読み解き考え物にしたという例を出す。そこから、認識のしかたに枷(かせ)をはめられていない子供には「観察・鑑賞よりも創造・表現の担い手として時代や社会的な制約を離れて得られる発想があるように思う」と述べる。この小山内薫少年の事例から論を展開し、「生き物を生き物としてだけではなく、それ以外の価値や性格を重ねていく。こ