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「だれも知らなかった<百人一首>」 吉海直人 春秋社 - 遊心逍遙記
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「だれも知らなかった<百人一首>」 吉海直人 春秋社 - 遊心逍遙記
読書三昧は楽しいひととき。遊心と知的好奇心で本とネットを逍遥した読後印象記です。一書がさらに関心... 読書三昧は楽しいひととき。遊心と知的好奇心で本とネットを逍遥した読後印象記です。一書がさらに関心の波紋を広げていきます。 大型書店に行くと、百人一首の本がいろいろ沢山並んでいる。ここでもほんの一部だが、ご紹介したように文庫版だけでも結構ある。この本(2008年1月刊)も現在は同じタイトルでちくま文庫(2011年10月刊)の一冊になっている。本書は百人一首の和歌解釈本ではなく、百人一首の成立そのもの、百人一首の理解のしかたなど、百人一首文化に焦点をあてて論じている。そういう意味で、一般読者向けとしては百人一首本の中では毛色の変わった本である。著者はいう。研究者の書いた本があるが専門的な色合いが強いと一般読者は理解が難しくて敬遠する。その結果、通常は和歌解釈として、「中味は縮小再生産が繰り返されている」と。 冷泉家の秘蔵書物が公開されたり、「異本百人一首」の存在が発見されたりする中で、百人一首