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ジョニー・デップとジュード・ロウ―― 「かっこいいけど性格俳優」の系譜 - すちゃらかな日常 松岡美樹
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ジョニー・デップとジュード・ロウ―― 「かっこいいけど性格俳優」の系譜 - すちゃらかな日常 松岡美樹
ジョニー・デップの爆発ぶりを見ていると「かっこいいけど性格俳優」な時代がきたんだなあ、と実感させ... ジョニー・デップの爆発ぶりを見ていると「かっこいいけど性格俳優」な時代がきたんだなあ、と実感させられる。 その系譜を紐解くと、ここ10年~20年の範囲なら元祖はまちがいなくカイル・マクラクランだ。デヴィッド・リンチが好んで彼を使ってることでもそれは証明されている。 カイル・マクラクランは「Dune 砂の惑星」(1984年)で印象に残り、当時ひそかに脳内メモしておいた役者だった。 その後、彼のややこしいキャラをそっくりそのまま映画にしたような作品である「ブルー・ベルベット」(1986年)、バツグンの出来だった「ヒドゥン」(1987年)と続き、世間的には「ツインピークス」(1990年)で人気が一気に炸裂することになる。 ところがこの人の最高なところは、売れたからといってヒュー・グラントが出るような一般ウケするラブコメあたりに出たりしないところだ(いやヒュー・グラントもすばらしいよ。「すばらしさ