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やぶにらみの巨匠グエルチーノ、よみがえる - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
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やぶにらみの巨匠グエルチーノ、よみがえる - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
10年前に邦訳が出たレヴィ=ストロース著『みる きく よむ』(みすず書房)の第1章「プッサンを見ながら... 10年前に邦訳が出たレヴィ=ストロース著『みる きく よむ』(みすず書房)の第1章「プッサンを見ながら」を読んだ瞬間から、グエルチーノ(1591-1666)をいつか見ることができたら、という思いを静かに堆積させてきたが、その思いがまさか日本にいながらにして実現してしまったのは、グエルチーノの故郷におとずれた悲劇のせいであることは、ただただ沈痛な事実である。 イタリア・エミリア地方の小都市チェント(グエルチーノのほか、スポーツカーの名門を創設したランボルギーニ氏の出身地としても知られる)を2012年に襲った地震によって、チェント市立絵画館は閉館を余儀なくされ、復旧のめどが立っていない。イタリアの国宝と言っていい作品群がヒョイと来日してしまったのには、このような背景があったのである。 グエルチーノとはイタリア語で「やぶにらみ」という意味だそうで、斜視だった彼のニックネームである。イタリア・バロ