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大谷翔平効果で「エンゼルスファン数が巨人超え」の衝撃…大谷人気“一強”が示す「巨人離れ」「野球中継の栄枯盛衰」(内野宗治)
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連日のように試合での活躍が報じられる大谷翔平。大谷の人気とは実際どれほどのものなのか。4月24日発売... 連日のように試合での活躍が報じられる大谷翔平。大谷の人気とは実際どれほどのものなのか。4月24日発売の『大谷翔平の社会学』(扶桑社新書)より、日米の大谷人気について考察したパートを抜粋して紹介する。(全3回の第2回/初回から読む) アメリカの評価を気にする理由 大谷は日本にいる頃からスーパースターではあったが、そのステイタスがさらに一段も二段も高まったのはやはり、アメリカでプレーするようになってからだ。 大谷が日本だけでなく世界で、というかアメリカで認められたという事実は大きい。極東の島国に暮らす「辺境人」である僕ら日本人は、昔から中国や欧米などその時々で「世界の中心」だった場所の文化、習慣を取り入れながら生活してきた。常に外来の文化や習慣を参照し、それを独自にカスタマイズしてきた僕ら日本人は、自分たち自身でこしらえた価値判断のモノサシに絶対的な自信を持てず、常に「他者の評価」を気にしてし