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【Mandiargues】La Nuit séculaire「世紀の最後の夜」〜北欧の長い夜の大晦日
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【Mandiargues】La Nuit séculaire「世紀の最後の夜」〜北欧の長い夜の大晦日
マンディアルグ1979年発表未邦訳の戯曲「世紀の最後の夜」の紹介。 概説 前の記事であげた「アルセ... マンディアルグ1979年発表未邦訳の戯曲「世紀の最後の夜」の紹介。 概説 前の記事であげた「アルセーヌとクレオパトラ」は悪く言えばあまりぱっとしない劇であるが、こっちは幻想小説家らしいかなりバロック(怪奇)な中身である。マンディアルグという人は非常に高潔で知識もあり、晩年には聖者を思わせる預言の境地に達しているように感じる。 例えば「全ては消えなん」「マロニエ」「海嘯」などがそうである。私の先入観かもしれないが、この戯曲の題名も預言的性格を帯びているように思われ、しかも当時「ノストラダムスの大予言」というものを信じ込んでいた筆者は直ちにこのタイトルを”人類最後の夜”と読み換えた。 「ノストラダムスの大予言」は73年に日本で日本人が出してブームを巻き起こした単行本であり、ノストラダムスの本ではない。心霊写真・超能力etc、昭和のオカルト・ブームがどれほどだったか同じ世代の人々はよく知っている