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「中国の傀儡」となった香港の行政長官選挙
「ハネムーン期間はない」 3月26日、中国の特別行政区である香港政府のトップを決める行政長官選挙(任... 「ハネムーン期間はない」 3月26日、中国の特別行政区である香港政府のトップを決める行政長官選挙(任期5年)が行われ、香港のナンバー2であった林鄭月娥(キャリー・ラム)前政務長官が、初めて女性として選ばれた。ナンバー3の曽俊華(ジョン・ツァン)前財務長官と、元裁判官で前選挙管理委員会主席の胡国興(ウー・コック・ヒン)氏を破った。 本来、今回の選挙は、普通選挙によって実施される予定だったが、中国の中央政府による立候補段階での事実上の振るい落としをするという条件がついた。それが「偽の普通選挙」ということで、14年の民主派や学生らによる「雨傘運動」につながり、その後の立法会でこじれた結果、これまで実施されてきた選挙委員による投票となった。立候補には選挙委員150人以上の推薦人が必要で、キャリー・ラム氏は580人、ジョン・ツァン氏は165人、ウー・コック・ヒン氏は180人の推薦人を受けていた。今回