「タマ／アニマ（わたしに息を吹きかけてください） 内藤礼 畠山直哉 写真」 | REVIEW | IMA ONLINE

畠山直哉、「内藤礼 タマ／アニマ（わたしに息を吹きかけてください）2013 広島県立美術館」#03、2013、c-print、 2013年、広島県立美術館で開かれた「アート・アーチ・ひろしま2013 ピース・ミーツ・アート！」展に内藤礼が出品したのは「タマ／アニマ（わたしに息を吹きかけてください）」と題された空間作品。部屋に入ると、溶けたガラスの塊の脇に小さな人形（ひとがた）が立ってこちらを見ている。ガラスの塊は広島平和記念資料館から貸し出された、被爆したガラス瓶だ。瓶のうちの一つだけは新品の、被爆していないガラス瓶で、そこには水がたたえられて花が生けられている。上にかけられた照明がガラス瓶や人形を柔らかく照らす。「ここは慰霊の空間だという気持ちを強く持って作った」と内藤は言う。 今、ギャラリー小柳で開かれている「タマ／アニマ（わたしに息を吹きかけてください） 内藤礼 畠山直哉 写真」

[stained]

「タマ／アニマ（わたしに息を吹きかけてください） 内藤礼　 畠山直哉 写真」 @imaonline_jpさんから

[SasakiTakahiro]

内藤礼の空間作品を畠山直哉が撮り下ろした作品の展覧会。5月31日までギャラリー小柳にて。