国民一般投票に関する州間協定 - Wikipedia

国民一般投票に関する州間協定（National Popular Vote Interstate Compact; NPVIC）とは、アメリカ合衆国のいくつかの州の間で結ばれた、現在の大統領選挙の選挙人を選ぶルールを変えるための協定である。全米50州とワシントンDCのすべてを合わせた投票者から最多票を得た候補者が必ず大統領になれるようなルールを作ることを目的としている。 この協定は、協定に参加している州の選挙人の数が全体の過半数に達するまでは効力を持たない。協定が発効すると、全米で最多票を得た候補者に、協定に参加している州がすべての選挙人を与えるというルールになっている。従ってその候補者は全米の過半数の選挙人を獲得することになり、大統領になることが保証される。協定が発行するまでは、各州は協定に拘束されず現在の仕組みで選挙人を選ぶことができる。 この協定は、アメリカ合衆国憲法第2条の選挙人選出

[kurumigi]

大統領選挙の選挙人選出方式を『全米で最多票を得た候補者に、協定に参加している州がすべての選挙人を与える』形に変更する目的で、州間で結ばれた協定。参加する州の持つ選挙人が全体の過半数に達した時点で発効。