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欧州と不可解な中国 楽観論のバブルが弾け、現実路線に転換 JBpress(日本ビジネスプレス)
(英エコノミスト誌 2010年1月23日号) 欧州連合(EU)は中国との関係をより現実的に見るようになった―... (英エコノミスト誌 2010年1月23日号) 欧州連合(EU)は中国との関係をより現実的に見るようになった――そして、中国もEUに対してより現実的になり始めた。 昔々、といっても2年ほど前の話だが、欧州連合(EU)には中国に関する楽観論が溢れ、中国が世界の中で「責任あるステークホルダー(利害関係者)」になりつつあると称えていた。 各種シンクタンクからは「欧州と中国は新たな世界秩序を形成できるか」などと題したリポートが相次ぎ出された。 欧州が中国を説得して、気候変動やアフリカ、核拡散の問題で協調することが中国の国益になることを理解してもらえる可能性がかなりあるとされた。 また、立場的にも欧州は米国より良い位置につけていた。欧州の連携は手本に値するものであり、欧州は米国と違って中国の戦略的なライバルではなかったからだ。 今では遠い昔とも思える2004年を振り返ってみると、フランスのジャック・シ
2010/02/01 リンク