欧米が紡ぐ政治麻痺の物語

（2012年4月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙） 筆者は大西洋を渡る時、意気消沈すべきなのか、それとも慰めを感じるべきなのか、どうしても確信できない。欧州はひどく混乱している。米国に渡ると、これが欧米共通の苦痛であることを思い出させられる。どちらも政治的な麻痺に陥っているのだ。 腹立たしいのは、誰もが（ほとんど誰もがと言うべきかもしれない）何をしなければならないのか分かっている、と言うことだ。分かっているのに、しないのである。 米国人は、ユーロ危機に対する欧州の指導者のお粗末な対応に愕然としている。無理もないだろう。何しろこの状況は2年余り続いており、それでもまだユーロ圏は大惨事の縁に腰かけている。欧州の銀行システムの大部分は生命維持装置につながれた状態だ。 国際通貨基金（IMF）はつい先日、ソブリン債のデフォルト（債務不履行）が単一通貨の解体を意味する可能性がまだ残っていると警告

[okemos]

いつものように政治家が全部悪いと言ってる文章。批判に値することを批判するのではなく、政治家は右も左も同様に悪いと言っているだけのメディアがよく言うよ。

[Cru]

"フランソワ・オランド氏がフランス大統領選に勝利すれば分かるように"――なかなかくらい予想だ。FTが日本の政治麻痺をおちょくる記事を書いてたのはそんなに昔ではないんだが、なんだか懐かしい

[jt_noSke]

ふーむ