旧帝大や有名私大のロースクールも出願者数激減 - 仙台 坂野智憲の弁護士日誌

ロースクールの出願者数は恐ろしい勢いで減少しています。それはなにも司法試験合格率の低いロースクールに限った話ではなく旧帝大や有名私大も同じ状況です。今まで顕著な減少傾向を見せていなかった東京大学ですら１００名以上減少しています。 この数字はあくまで出願者数であって、例えば中央大学の場合平成２４年度入試の合格者数は６３５人、実際の入学者数は２４７人と既に定員割れしています。今年度はこれだけ出願者数が減少したのですから大幅な定員割れは必至でしょう。もしそれを避けようとするなら、合格レベルを落として合格者数を水増しして入学者を確保するほかないということになります。上位校ですらこのような状況なのですから、もはやロースクールの入学試験は競争性を失っているといってよいでしょう。 このまま何もしなければ早晩ロースクールは就職できなかった学生とモラトリアム人間の溜まり場になってしまいます。そしてロースクー