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熊野原風景
この二週間のあいだ中上健次の書を三冊、何十年ぶりかにーーちょっとマガオでーー読んだのだが、今回は... この二週間のあいだ中上健次の書を三冊、何十年ぶりかにーーちょっとマガオでーー読んだのだが、今回は、最初に読んだルポルタージュ『紀州木の国・根の国物語』(1977年)を扇の要にようにして、主に父をめぐる物語「枯木灘』(1977年)、次に、こちらはダイレクトに母の物語『鳳仙花』(1980年)という具合に。『紀州』と『鳳仙花』とのあいだの1978年に新宮市の路地の解体が始まったそうで、以前はまったくつまらなかった『鳳仙花』が、若い母への愛惜だけでなく、路地への愛惜として読むことができ、さらには『枯木灘』で悪の権化と書かれた父を救おうとする叙述も『鳳仙花』には垣間見られ、なんだかグッときたね。とはいえ、二週間漬け程度で何やら言うつもりもなく、あまたの評論文もあることだし(何を言っているのかほとんど知らないが)、当面言えるのは紀州ってのは凄いとこってだけだな、ーー《隠国・熊野は何やら熱がある。人を破