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「トラウマ本」 トラウマと記憶 加筆修正後 2
私は米国においてPTSD(心的外傷後ストレス障害)や解離性障害についての関心が高まるさなかの1980年代... 私は米国においてPTSD(心的外傷後ストレス障害)や解離性障害についての関心が高まるさなかの1980年代の半ばより米国で精神科の臨床に携わっていたが、その頃米国で生じていた記憶をめぐる論争の過程をよく思い出す。1980年代には多くの女性や子供が、それまで一般的に考えられていたよりはるかに高い頻度で性的、身体的なトラウマの被害者となっていたことが明らかにされた。その結果としてベトナム戦争等で戦闘体験を有した人や性被害の犠牲者となった人々が示すPTSDや解離性障害が数多く報告されるようになった。そして社会が、医療従事者達が従来はそれらのトラウマ関連障害の存在を軽視したり無視したりしたことへの反省があった。 それから米国社会では幼少時のトラウマの事実やその記憶を治療により明らかにすべきであるという主張が多く聞かれるようになった。そして幼児期の性的虐待の記憶を呼び覚ますことを試みる精神科医や心理士