なぜ歪むのか | ＫＯＹＡＳＵamＢＬＯＧ２

中教審の 意欲と心と体に係わる答申の中間まとめ がアップされ、学習指導要領の改訂の中身に係わる議論もその 基本方向を示す資料 が一昨日公表された。 これらの資料の中には、最初から「ありえない」話しや矛盾を感じることもあるのだが、文字面だけを読むと基本的には賛同することも実に多い。 ところが、これが具体的な姿を取り始めると奇妙としか思えないことが始まる。その奇妙な実践を観て評価していく人がその構想の中心だったりするから、最初からやはり奇妙だったのだろうかと思ってしまったり、そういう立場に置かれて見えなくなったのだろうと気の毒がったりすることがある。 例えば、「教科横断的に身に付けさせたい力（例）と主な教育活動（案）」という資料がある。「生きる力」のうち「個人と社会との関係で主に職業生活や地域での生活」に係わる項目が多方面にわたって並ぶ。その中に「責任・権利・勤労」あるいは「社会・文化・自然理