新型コロナウイルスに関する情報は、厚生労働省の情報発信サイトを参考にしてください。情報を見る
エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
大澤真幸・國分功一郎『コロナ時代の哲学』
マルクス主義の教理の一つに、恐慌待望論がある。経済恐慌が起こると、それに伴う社会の混乱に乗じて、... マルクス主義の教理の一つに、恐慌待望論がある。経済恐慌が起こると、それに伴う社会の混乱に乗じて、資本家の搾取に苦しんできた労働者が革命を起こし、社会主義を打ち立てる。だから革命のチャンスである恐慌の到来を待ち望むというものだ。 1857年、米国発の恐慌が英国に波及すると、マルクスの盟友エンゲルスは、いよいよ革命が近いと期待し、株価の急落するロンドンの取引所にうきうきして通ったという。 本書の目玉である対談で開陳されるのは、マルクス主義の影響が色濃い、ゆがんだ危機待望論だ。著名な論客二人は、あけすけに、あるいは遠慮がちに、新型コロナウイルス感染拡大を奇貨とした社会主義革命への期待を語る。
2021/03/29 リンク